ICU 看護師ってきついイメージがあるけれど、本当のところはどうなの？

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ICU 看護師ってきついイメージがあるけれど、本当のところはどうなの？

ICUの看護師ってきついイメージがあるけれど実際どうなの？だって担当患者さんは多くて２～３人でしょ。病棟看護師の方が残業も多いみたいだし、断然きついんじゃない？そんな風に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、そんなICU看護師がどんな仕事をしているか、実際のところどんな場面でICU看護師はきついと感じているのか一緒に考えてみたいと思います。

ICU 看護師のきついとされる仕事内容って？

ICU 看護師のきついとされる仕事内容ですが、まずはどのような患者さんの看護を行っているのかを考えてみましょう。

ICUに入室している患者さんは、一般病棟の患者さんと比べると、そのほとんどが生命の危機的状況にあるほど重篤です。

ICUの患者さんは状態が安定せず、急変する事も多いですし、様々な医療機器に繋がれていることが多いため、病棟看護師の行う生活の援助とは違った看護が求められます。

医療機器やモニターやカルテと向き合い、様々な注射をミスを起こさずに投与していかなければなりません。

患者さんが急変することも多いため、医師の診療の補助や処置に追われることもあり、常に臨機応変な対応が求められます。

そんな中で、医師やコメディカルスタッフと最善を尽くしても患者さんの死を防ぐことができないことも多々あります。

私がICU看護師として勤務していた時も、多いときで勤務帯に２～３人、月にして１０人以上の患者さんを死亡退院という形でお見送りしました。

ICUには長年闘病生活を送っていた方だけでなく、急な事故や予期せぬ発病のため入室されている方も大勢います。

一番きついと感じたのは、やはり未成年の交通事故後の入室です。患者さんを見ているだけでもきついのに、２４時間体制でご家族が付き添いを希望されることだってあります。

少しでも長く生きてほしい、頑張ってほしいというご家族の意思があった為、最期の最後まで小さな身体にＣＰＲを続けなければならなかった瞬間は、正直言ってすごく精神的にきつかったです。

こういった患者さんたちと日常的に関わりながら看護していくわけですから、日々のストレスは半端ではありません。

ICU看護師の仕事内容は、担当患者さんの人数が少ないからといって、決して楽なものではないでしょう。

ICU 看護師がきついのって夜勤が多いからじゃない？

ICU 看護師がきついとされるのは夜勤が極端に多くなるからとも言えるでしょう。

なぜ夜勤回数が増えるのか？それはICUの場合、一般病棟と違い２４時間看護師と患者さんの配置割合が同率でないといけないので、日勤帯も夜勤帯も勤務している看護師の人数は一緒になるからです。

私が勤務していた急性期病院のICUでは、月平均１３～１５日は夜勤でした。多いときで１９回の夜勤をこなした月もありました。

夜勤専従をしていたわけではないので、当然その１９回以外の数日は通常の日勤が勤務に組み込まれており、生活リズムをうまく調整できず身体的にきつかったです。

若いころはいいけれど、夜勤って年々辛くなってきますよね。ICU看護師の年齢が20代～40代と病棟看護師と比べて、比較的若いのはそういったことが理由に挙がるかもしれません。

ICU 看護師ってきついんだ～やっぱり！･･･働いていいことないの？

ICU 看護師ってきついんだ～やっぱり！、ICU看護師に興味あるのに、働いてもいいことないの？とあなたは思ったかもしれません。

ICUで働くことでプラスになることはたくさんあります。亡くなる患者さんも大勢いますが、良くなる方も大勢います。

急性期は、治療の効果が目に見えてわかるので、日々良くなっていく患者さんを見ることもできます。そこで看護師としてのやりがいを見い出すことも可能です。

また、夜勤回数も相談によりあなたの可能な程度に調整することも可能です。

ICUは、やりがいを持ちながら働けるし、何よりあなたの看護師キャリアに凄くプラスになる職場です。

では、ICUで働くにはどうすればいいのでしょうか？普通に就職したからといって、必ずしもあなたの希望通りの部署へ配属されるわけではないでしょう。

そんな時に役立つのが転職サイトです。

なかなかあなた自身では難しいことでも、看護師転職サイトに登録してみると、転職コンサルタントがあなたの代わりに希望するICUがある病院を紹介してくれます。

また、ICUへの配属確約の交渉もコンサルタントがやってくれますので、転職後に病院側から、病棟看護師が足りないから病棟にお願いね！といったリスクも避けれます。

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